Block House

exhibition

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『 Тайна третьей планеты 』(第三惑星の秘密)

2024年03月02日 > 2024年03月17日
exhibition
■展覧会名 Тайна третьей планеты (第三惑星の秘密)
■参加作家名 花坊(kabo)
■企画サポート 松下徹(SIDE CORE)
■会期 2024年3月2日〜3月17日
■休館・休廊日 月、火、水
■開館時間 13:00~19:00

■住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-12-9 BLOCK HOUSE 4F

今回BLOCK HOUSEではアーティスト/写真家・花坊の2回目となる個展を開催します。
花坊は90年代から日本でコマーシャルフォトグラファーとして活動し、2000年代は香港のエリック・コットが主催するDouble X Workshop Productionのメンバーとして、香港と日本の2拠点で活動を展開していました。
今回の展覧会では2023年の8月から10月の間、エストニアの最東部の都市・ナルヴァに滞在し、現地で撮影した写真と、家具を用いたインスタレーション作品を発表します。
EU加盟国であるエストニアはその歴史的な経緯から反ロシア感情が強い国であり、また特にナルヴァはは住民の95パーセントがロシア系移民で、近年においてもエストニアが抱える歴史・民族問題を色濃く反映した都市です。
KABOは自身が香港で経験した大国と小国の歪んだ関係への問題意識から、エストニアの風土や人々の生活に触れ、北欧諸国の人々と時代情勢についてディスカッションを交わし、それぞれの立場や思想の違いの複雑な関係性について考えながらシャッターを切りました。
何気ない日常の風景を切り取った写真の背景には、東欧の悲劇の歴史、または現在の社会情勢の凄惨な現状にピントが当てられています。しかしKABOの写真の特徴は、リサーチベースであるにもかかわらずジャーナリズム写真と対照的に、自身の問題定義を記号的/図式的に表現しません。
何気ない日常の中に、少しづつ違和感が入り込んで来る戦争や災害時の感覚のような「透明だけども、確かにそこにある何か」を日常的なスナップショットに写し込んでいるのです。
変わらない平凡な日常、すぐ手前に迫り来る暴力、2つの異なる日常に翻弄される私たちに、KABOの「時代への視線の向け方」は一つの手がかりとなるのではないかと考えています。是非ともご高覧ください。
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